マンションの修繕積立金が止まらない。相場・管理費・値上げ…30年後の現実がつらすぎる。

金額・相場

マンションの修繕積立金が止まらない理由


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最近、マンションの修繕積立金の話をすると、みんな決まってまた上がったとため息をつく。

相場も管理費もじわじわ上がり続けている。

そして、これは偶然の値上げではなくて、静かに着々と積み重なっていく構造的な運命なんだろうな、と私は思っている。

なぜ止まらないのか。

理由は単純だけど、受け止めると重い。

物価が上がった。

人件費も上がった。

資材はもっと上がった。

それなのに、建物は老朽化していく。

数字だけ見ればそりゃ上がるよねなんだけど、実際に住んでいる人にとっては、そんな理屈よりも生活にのしかかる圧のほうが大きい。

私は、管理費の値上げ通知がポストに入っていた日のことを、今でも変に覚えている。

文字が薄くて読みにくい紙だった。

でも また値上げ の一行だけ、やけに濃く見えた。

なんだろうね、あの妙な酔いみたいな感覚。

相場と平均額。

ガイドラインを読んでも不安しか残らない

国交省のガイドラインを読むと、適正とされる金額が淡々と並んでいる。

築年数、戸数、共有部分の規模……

いろんな条件があるけれど、結局のところ平均は上がり続け、相場もじわじわ引き上がっている。

昔は 1㎡あたりいくら みたいな目安で考えればだいたい収まっていた。

でも今は違う。

水回りの交換費用も跳ね上がった。

外壁補修も高くなった。

エレベーターの交換なんて、もはや別次元の金額。

平均が増えているというより、限界ライン自体が上に移動している感じに近い。

数字を追えば追うほど、妙に心がざわつく。

これ、どこまで行くんだろう と。

マンションの修繕積立金は30年後どこまで上がるのか

たぶん、一番知りたいのはここだと思う。

私も知りたかったし、知りたくなかった。

ざっくりした話をすると、今の修繕積立金が 1.5〜2倍 になる可能性は普通にある。

管理費との合算なら、もっと上がるかもしれない。

30年という長い時間の中で物価は変わり、建物は劣化し、全体のバランスは嫌でも崩れていく。

払えない人が増えるという予測も現実味がある。

特に、

    ・総戸数が少ないマンション
    ・築30〜40年
    ・管理組合の決議が鈍い
    ・大規模修繕の経験が少ない

こういう物件は負担が一気に跳ね上がりやすい。

うちは大丈夫かな と考えるたびに、胸と胃の間が少し痛くなる。

値上げが続くマンションで起きる問題

値上げそのものもつらいけれど、もっと怖いのはその先。

滞納者が増える。

すると、必要な修繕ができなくなる。

外壁が剥がれたまま放置される。

配管の寿命が来ているのに交換できない。

そういう静かで致命的な崩れ方を始める。

資産価値も落ちる。

売りたくても売れない。

売れたとしても、望む価格では売れない。

そして、また値上げ。

このループ、ほんとうにつらい。

私はこの問題をどう受け止めたのか

数字を眺めていて、ふとこのままじゃ無理かも と感じた夜があった。

寝れないほどじゃない。

でも、じわっと心のどこかをつままれるような感覚。

管理費の値上げ通知を開いたあの日も、変な話だけど、ああ、これからこういう紙ばっかり届くのかもしれないなとぼんやり感じた。

止められないものが、またひとつ増えていく。

人って、上がるもの と共存して生きるのは意外に難しい。

気づかないふりをしても、たまに思い出してしまうから。

マンションの修繕積立金は止められない。でも、別の柱なら作れる

ここでようやく、視点が変わった。

修繕積立金は上がる。

管理費も上がる。

これはもうどうしようもない。

でも、別の場所で育つお金を持つことはできる。

節約で戦うのではなく、未来にそっと置いておくもうひとつの柱を作るという感覚。

この発想があった瞬間、気持ちが少しだけ軽くなった。

ちょっとした余白

もし、今のままだと、30年後がしんどいかもと感じるなら、いったん視野を外側に広げてみてもいい。

固定費は止められない。

でも、資産のほうは育てる方向を選べる。

そんな時、私はNISAを選んだ。

押しつけるつもりはほんとうにない。

ただ、未来の値上げに怯える日が続くのが、しんどかっただけ。

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30年後まで株を持っていたら、話は変わる

30年後、マンションの修繕積立金が2倍になったとしても、もし、その30年間、

ほんの少しずつでも株を持ち続けていたら、未来の景色はまったく違う。

株というのは、不思議なもので上がったり下がったりしながらも長い時間をかけると育っていく性質がある。

積み立てたお金が、値上げのスピードを超えることだってある。

私はそれを歴史データで見て、小さくうなずいた記憶がある。

心が、少しだけ前に進んだ瞬間。

だからNISAを選んだ。

大げさじゃなくてもいい。

毎月、ほんの少しでもいい。

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30年後の恐怖を、30年後の希望に置き換えるための仕組みとして。

S&P500を30年持っていたら

ここで、私が一番驚いた数字の話を少し挟みたい。

S&P500という、アメリカの大企業500社をまとめた指数がある。

これを30年間、ただ淡々と持ち続けた場合、過去のどの30年区間を切り取っても、最終的にはプラスになっていた。

上がったり、急に下がったり、時には10年くらい停滞した時期もある。

それでも長い時間でならしていくと、おおよそ 年平均7〜10%前後 でじわじわ育っていった、というデータがある。

もちろん未来が同じようになる保証なんてない。

でも、私はこの数字を見た時に、生活費や修繕積立金の値上がりより、企業の成長スピードのほうが静かに強い時代が多かったのかもしれないと、なんとなく思った。

修繕積立金は上がるし、管理費も上がる。

これは止められない。

でも、もし資産側が年で7%、8%、10%とじわじわ育っていくなら、30年後の重さを少しだけ別の場所で相殺できる未来もある。

それを見た時、私はNISAを選んだ。

派手な理由じゃない。

ただ、未来の値上げに怯えるだけの生き方がしんどかっただけ。

おわりに

修繕積立金が止まらないのは事実。

管理費も、たぶん止まらない。

30年後は、今よりもっと重い負担になるかもしれない。

でも、それと同じ時間の中で育つお金をそっと置いておけば、未来の重さは少しだけ薄まる。

そんなふうに思っている。

不安が消えるわけじゃない。

ただ、向き合えるようにはなる。

だから、修繕積立金の未来に少しでも不安を感じたなら、NISAという逃げ場のような選択肢をそっとのぞいてみてもいいのかもしれない。


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