マンションの修繕積立金は資産? 経費? 投資家が最も誤解しやすい勘定科目の話

基礎知識


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マンション投資の世界は、表面の騒がしさに比べて、

実務は妙に静かで地味だ。

私はその静かな部分のほうがこわいと思っている。

その代表が、修繕積立金の勘定科目だ。

これ経費にできるんだっけ?

いや、資産だって税理士が言ってたような……

この混乱は、多くのマンション投資家のつまずきポイントになっている。

でも本質はもっと単純で、もっと残酷かもしれない。

修繕積立金は、基本的には経費にならない

まず、最初に結論を書いてしまうと、

マンションの修繕積立金はそのまま経費にはならない。

理由は明確で、

まだサービスを受けていないからだ。

前払い。

未来の修繕のためのプール金。

つまり、いま払っているのは 修繕の予約 のようなもの。

こういう性質のものは会計上、支出ではあっても費用として扱えない。

勘定科目で言うと、多くの場合は

資産(繰越資産・前払費用など)

として記録される。

この瞬間、マンション投資の世界が少し冷たく見える。

今月赤字なのに、経費にならないの?

と驚く人は多い。私もそうだった。

損益計算書に反映されないコストは精神的に重い

修繕積立金の厄介さは、

キャッシュは減るのに利益に反映されないところにある。

投資家にとっては、これが地味に響く。

数字上は黒字なのに、

通帳はみるみる痩せていく。

この 黒字なのに苦しい現実 が、

マンション投資の不思議な圧をつくる。

修繕積立金はいつ経費になるのか

修繕が実行された時だ。

    大規模修繕
    外壁補修
    屋上防水
    エレベーター交換
    配管更新

こういった費用が実際に発生したタイミングで、

積み立てておいたお金が崩される。

この崩した時点で、初めて費用化される。

つまり、支払いは毎月なのに、費用計上は数十年単位でしか現れない。

投資家からすると、

いつまでこの空白を抱えるんだろう…

と、ぼんやりとした不安がたまっていく。

個人と法人で扱いが変わるのか

結論から言うと 大枠は変わらない。

ただし厳密には、

    個人:資産計上が多い
    法人:負債扱いになるケースもある

など、会計基準で微妙な差が出る。

でも、実務としてはどちらも

支払時には経費にならない

という事実だけは動かない。

どれだけ工夫しても、ここは崩せない壁。

修繕積立金は資産価値の保険料みたいなもの

私は、修繕積立金を保険料のように捉えている。

気づかないふりをしても、

老朽化は止まらない。

外壁も剥がれるし、水道管も限界がくる。

それでも、修繕積立金はすぐに役割を果たさない。

積み上がっていくのをただ見守るだけ。

未来の自分のために、

静かに積み上げられる保険。

こう考えると負担は少し軽くなるが、

キャッシュフローは確実に重くなる。

投資家が誤解しやすい最大の落とし穴

よくある勘違いをひとつ挙げると、

修繕積立金は払っているから、いざという時に十分集まっているはず

これは半分正しくて、半分まちがっている。

積立金が十分ではないマンションは多い。

    想定より資材が高騰した
    人件費が倍になった
    管理会社の見積もりが古かった
    初期設定の積立金が低すぎた

こういう背景で、

大規模修繕の直前に 臨時徴収 が発生することは珍しくない。

つまり、

積み立てているのに、足りない。

私はこの事実を知った時、

ああ、これはもう勘定科目の問題じゃないなと思った。

どれだけ丁寧に帳簿をつけても、

値上げという現実だけは避けられない。

修繕積立金は経費にならない。ではどう備えるか

投資家にとって重要なのは、

経費にならないなら、別の場所で帳尻を合わせる

この発想だと思っている。

節税ではなく、

資産の育成でカバーする。

私はそこで NISA を選んだ。

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修繕積立金が上がるスピードは止められない。

でも、資産をゆっくり育てるスピードなら、選べる。

長期投資の現実:S&P500という例

たとえば、S&P500。

アメリカの大企業500社の集合体。

これを30年間ただ持ち続けると、

過去のどの30年区間でも最終的にはプラスで終わっている。

上下の波は激しい。

途中10年くらい停滞することもある。

それでも平均すると

年率7〜10%前後

で育ち続けた。

修繕積立金の値上げスピードより、

企業の成長スピードのほうが静かに強い時代が多かった――

という事実がある。

私はこのデータを見た瞬間に、

経費にならないなら、資産側を育てればいいんだ

と妙に腑に落ちた。

おわりに:会計は冷たい。でも未来は選べる

修繕積立金は経費にならない。

これはもう変えられない会計の壁。

でも、未来の重さを弱める方法はある。

修繕積立金は支出。

でも、NISAは育成。

つまり、

落ちていくお金 と

育つお金 を

同時に並べておくという発想。

ほんの少しでも、未来の不安は薄まる。

投資というと身構えるかもしれない。

でも、ただ放っておくだけで育つものもある。

だから私は、

修繕積立金という避けられない出費と向き合うために

NISAをそっと添えている。

修繕積立金は資産か経費か。

その答えは冷たい。

でも、未来の準備は、もう少し温かくてもいい。


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